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生理痛について

日常生活にも支障を来たしてしまうほどの生理痛を『月経困難症』と言います。

月経困難症は大きく分けて2つのタイプに分類されます

器質性月経困難症

子宮や卵巣になんらかの病気が隠れているもの

生理期間以外にも痛みが現れる場合があります。

考えられる疾患 子宮筋腫・卵巣嚢腫 など

機能性月経困難症

病気が原因でなく、体質や心理的ストレスあるいは食生活の乱れなどで起こるもの

中医学では真に身体が健康であれば生理時に痛みを伴わないのが普通だと考えます。

東洋医学には現代の医学とはまったく異なる病理概念があります。その最も代表的なものに「瘀血【おけつ】が病気や痛みを引き起こす」という考え方があります。瘀血とはドロドロに汚れた血液」または働きを失った古い血液といったニュアンスのもので、病気の種を問わず多くの慢性疾患の体質的基盤となります。特に婦人科疾患やアレルギー疾患などと関わりが深く東洋医学の観点から見ると瘀血は生理痛および婦人科系疾患発症因子のトップバッターとも言える存在で、実際に瘀血へのアプローチだけで重い生理痛が改善したケースはいくつもあります。

瘀血(ドロドロ血液)が生成される主な要因

糖分の過剰摂取

東洋医学では甘いものや脂っこいものの過食は体内に過剰な湿度と熱を発生させ、それらが結びつくことで瘀血(ドロドロ血液)が発生するといった捉え方をします。現代風に言うと糖の過剰摂取によって通常弱アルカリ性に保たれている体内環境が酸性寄りに傾いてしまうことで、炎症が起こりやすい体質になるといったものです

 

鎮痛薬の長期服用

『生理痛が起こる度に鎮痛薬で痛みをごましている』そいった方は非常に多いと思います。

じつは解熱鎮痛薬も砂糖と同様に身体を瘀血体質(酸性寄りの体質)へと傾ける作用があるのです。いつも通り甘いものを摂り続け、生理が来る度に鎮痛薬でごまかし続けるといった行為は、生理痛の悪化のみならずのちに子宮筋腫や卵巣嚢腫といった本格的な病気へと発展させてしまう危険性があります

 

鍼灸でのアプローチ

瘀血(おけつ)が原因であることは散々ご説明して参りましたが、一体治療はどうするのか?まさか血を抜いたりするのではないか・・?

ご安心ください。そういった危険なことは一切致しません。

考え方

東洋医学では、(エネルギー)・(栄養)・(潤い)の3要素が、過不足なく体内を巡ることで健康が保たれると考えています。

生活習慣の乱れまたはストレスなどの影響によって、気の不足または停滞などが生じると酸素や栄養がうまく運搬されない。便や老廃物といった不要なものがうまく排泄できないといった問題が発生します。こうした状態が放置されると身体は徐々に病気の体質へと移行します。検査数値に現れない体調不良の殆んどはこうしたプロセスによって起こっています。現在お困りの生理痛も同様です。

治療方針

髪の毛程の細い鍼を使い主に肘から下、膝から下のツボに刺激を与えます。瘀血生成に関連する気の流れを正常に戻すことで生理痛は軽減します。専門的になりますが、主に肺経(免疫)脾経(粘膜消炎)肝経(血液循環・瘀血)に関係する経絡上のツボにアプローチします。

施術回数

根治には週一回ペースで約3カ月。3カ月経たないと変化が現れないという意味ではなく段々と改善されていくイメージです。

また、生理痛に悩まされている方の多くは慢性的な頭痛や肩こりを持っておられることが多くあり、そのようなケースでは4〜5回目を過ぎたあたりに、肩こり頭痛などの症状が軽減されることが多くあります。理由はそれらの症状も生理痛と同じく原因が瘀血だからです。3カ月経った頃には「以前と比べ生理痛が格段に緩くなっている」ことに気づかれるといった流れが当院での一般的な経過です。

一般に知られていない婦人科疾患発祥因子について

胃下垂(内臓下垂)

胃だけではなく腹腔臓器全体が下がります。

もともと胃下垂の体質であるか、多産または帝王切開など下腹手術の影響によって腹圧が著しく低下してしまうと、腹腔臓器が全体的に下方へ下がってしまいます。臓器全体が下がってしまうことで子宮や卵巣といった下腹に位置する臓器に大変なストレスが掛かります。免疫が過度に低下している場合などでは、こうしたストレスが婦人科疾患発症の引き金となってしまうケースがあります。

糖分の過剰摂取と胃下垂の関係

甘いものの摂り過ぎは瘀血の生成だけでなく、筋肉を弱らせます臓器下垂に拍車をかける腹圧の低下やいつまで経っても治らない運動器の痛みやしびれといった筋肉由来の症状に、甘いものの過食が大きく関わります体が疲れた際は甘いものではなく酸っぱいのもを摂るようにするとよいでしょう。スポーツドリンクは絶対にNGです。ふんだんに砂糖が含まれております。合成甘味料も同じです。

おへそにピアス

稀なケースですが、へそピアスをして間もなく子宮内膜症を発症したというケースがありました。外して頂いた数日後に症状が全て消失したという当院で実際にあった症例です。体の正中には、任脈【にんみゃく】と呼ばれる婦人科に大きく関与する気の通り道(経絡)が存在します。ピアスをした事で症状と関連する気の流れに何らかの障害が起こり発症に至ったのだろうと考察しております。その他にも似た例があり、耳にピアスをした直後にめまいが起こるようになったというもので、耳たぶには暈点と呼ばれるめまいに関係するツボがあることから、やはりこちらも気の流れに何らかの障害が生じた可能性があると考えられます。

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