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運動器の痛みやしびれについて

痛みの原因は骨格の歪みや筋肉の緊張だけではありません

一般に、運動器の痛みやシビレは骨格の歪みや筋肉の緊張が原因で起こるとされています。しかし姿勢がひどく歪んでいても痛みをあまり感じていない人、それとは反対にさほど歪んでいるようでもないのに痛みを強く感じている人がいるのはなぜか?それは痛みの発現プロセスが実際にはもっと複雑なもので、筋・骨格の問題のほかにも多くの要因が関わっているからです。

いつまで経っても治らない本当の理由

身体を治すチカラの存在

私たちの体には自身の力で病気やケガを治そうとする自然治癒力(自己治癒力)というものが備わっています。この力があるお陰で、擦り傷・切り傷などを負った際には、意識せずとも血は止まり傷口も時間の経過とともに治癒します。また風邪を引いたとしてもきちんと栄養を摂り数日安静にしていれば普通の風邪なら治ってしまいます。普段意識することはありませんがそれだけ大事な力が備わっているのです。

本来なら現在お困りの痛みやしびれに対しても同じことが言えるはずです。ではなぜ自然治癒力があるにもかかわらず「いつまで経っても治らない」といった事態に陥るのか?

それにはこれからご説明する自然治癒力を阻害する因子の存在が大きく関わるからです。

自然治癒力を阻害する因子

治癒力にブレーキをかける5つの因子

免疫の低下または不適正

免疫力が低下すると風邪を引きやすくなる。または傷口が化膿しやすくなるといったことは皆さんご存じだと思います。ですが腰痛や関節炎といった多くの運動器の症状も同じように免疫の低下によって引き起こされることはあまり知られていません。関節炎、腱鞘炎などは文字通りすべて炎症であり、炎症は免疫が低下することで起こりますまた自身の免疫によって攻撃されることで起こる関節リウマチなど自己免疫疾患につきましても免疫が強すぎるというわけではなく、もともと免疫が弱いことでパニック(暴走)を起こしている状態といったものです。

血液循環系の障害

血流によって酸素や栄養素が身体の隅々まで行き渡ることで健康が保たれます。冷えやうっ血によって血液の循環が阻害されると痛みやしびれが現れやすくなります。

さらに東洋医学には、多くの慢性痛を引き起こす根本原因は瘀血(おけつ)であるとする独自の病理概念があります。瘀血を簡単に言うと「ドロドロに汚れた血液といったニュアンスのもので、運動器だけでなく内科、婦人科、心療内科、皮膚科など病気の種を問わず多くの慢性病の体質的基盤を構成します。瘀血が生成される最も一般的な原因は糖分の摂り過ぎです。現代風に説明すると通常弱アルカリ性に保たれていなければならない体内環境が、糖の取り過ぎによって酸性寄りに傾くことで炎症体質になるということです。

自律神経および内分泌系の乱れ

自律神経やホルモンの働きによって、血圧、体温、脈拍、血糖値などほぼすべての全身の調整が自動的に行われます。自律神経には交感神経優位の状態(緊張)と副交感神経優位の状態(リラックス)とがあり、時々の状況に合わせ上手くバランスが取られることで心身の調和が図られます。しかし長期の渡って強いストレスを受け続けるとこれらの働きに乱れが生じ病気の体質に傾きます

骨格の歪み・筋肉の硬化や弛緩

骨格の歪みや筋肉・腱・靭帯の硬化または過度な弛緩(緩み過ぎ)といった構造的な問題も当然のことながら痛みやしびれの要因となります。しかし歪んでいるから痛みが出るといった単純な仕組みの話だけでなく、骨格の歪みや緊張といった構造的なストレスが自律神経に影響を及ぼし治癒力を著しく低下させてしまうことが大きな問題です。

気(生体エネルギー)の不足または停滞

東洋医学では気血がバランスよく全身を巡ることで健康が保たれると考えます。気の通り道には、基本12の正経(肝経・心経・脾経・肺経・腎経・心包経・胆経・小腸経・胃経・大腸経・膀胱経・三焦経)と任脉・督脉を併せた14経があり、そこを流れる気が不足または停滞することで経に関連したさまざまな不調または痛みやしびれが現れます。それらを正し改善に導くことが鍼灸施術の本来の目的です。

これら5つの因子が相互に絡み合い、さまざまな痛みや不調を引き起こし、遂には『いつまで経っても治らない』といった事態に陥ってしまうのです。これらの因子を取り除くことで身体に再び本来の治すチカラが甦り、症状は自ずと治癒へと向かうのです

当院の施術はここが違う!

患部に直接針を打たない施術

コリや痛みのある箇所に直接針をすると一見効き目がありそうに思えますが、こういったやり方は痛み止めの注射と同じく一時的な鎮痛でしかありません。当院では痛みを発現させる内側の根本原因にアプローチすることで症状が現れにくい体質へと変えて行きます

複数の症状にアプローチが可能

主訴が腰痛や五十肩など運動器の症状で、その他に頭痛や目まいあるいはひどい生理痛に悩まされているといったケースはよくあります。一見すると別々のものに思えるこれらの症状が実は同じ原因によって引き起こされていることが身体を繋がりで捉える東洋医学の臨床では珍しくなく、その場合一度の施術ですべての症状にアプローチすることが可能になります。

からだが元気になる

免疫系が強化されることで炎症が起こりにくい体質が作られ、症状の再発のみならず新たな病気やケガの予防にもなるというものです。さらに何となく体が重い・体がだるい・病気ではないが常にどこか悪いように感じるといった不調も主訴と共に改善されていくことがほとんどです

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