〒606-0831 京都府京都市左京区下鴨北園町94-1
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施術について

施術回数の目安

急性症状

最短1回・平均2回

一般的なものでは、ぎっくり腰・寝違えなど。初回で改善できない場合は、間隔を開けず2,3日以内に2回目を受けていただくと治りやすいです。

ご高齢者のぎっくり腰の場合、骨折であることが時々あります。まずは整形外科を受診されることをお勧めいたします。

慢性症状

最短1回 基本週1回ペースで約3カ月

一時抑えではなく症状が現れにくい体質へと変えることが目的

当院では初回から良い変化を実感されるケースが多くあります。ただし根本治癒には一定期間継続的な施術が必要になると思います。目安としては、基本週1回ペースで約3カ月(10~12回)、この時点までに当院へお越しになられた半数以上の方が症状の消失、またはかなりの軽減を実感されております。

治療院の見極め

治らないと嘆きながら律儀に同じ治療院に通い続けることは得策ではありません。「いつも丁寧に診てもらっているから急にやめるのは裏切るようでわるい」「ここまで通ったのに・・もう少し続ければ良くなるのでは」こういったお気持ちは大変よくわかります。ですがこれではお金と時間がもったいないと思います。治療院の実力を見極めるには、5,6回、最長でも10回程度の施術を受ければ十分だと思います。但し5,6回は必ず受けることをお勧めします。それ以下で判断するのは難しく、せっかく良い治療院に当たっても気づかず堂々巡りになってしまうことがあります。各治療院が推奨する最適な頻度で5,6回受けてみて症状に一切の変化がない場合、その治療院は原因をきちんと把握できていないか治す技術がないかのどちらかでしょう。通常、適応症であれば5,6回程度の施術で治らないまでもお体に何らかの良い変化があることが殆んどです。病状によって変化が現れにくいケースというのも勿論ありますが、その場合はどういった原因によって治りにくくなっているのか、またどれくらいで変化が現れるようになるかについて、きちんと納得のいく説明がなされているかで判断しましょう。「長い間かかってなってるものなんでなかなか難しい」などは言語道断です。

施術スタイル

当院が実践する長野式治療法

日本の鍼灸師なら知らない者はないと称されるほどの名人であった故・長野潔氏によって創始された長野式治療法は、氏の四十年以上に渡る臨床経験から古代中国の五行論をベースとした東洋医学独自の捉え方と現代西洋医学の見地を融合させたこれまでにない新しいタイプの鍼灸治療法です。

多くの慢性疾患の根本的な原因は扁桃腺【へんとうせん】の弱り・衰えにあるとするその理論はシンプルでありながら即効性・再現性に優れ、現在では日本のみならず、アメリカ・ブラジル・ドイツをはじめ世界からも注目されております。

手技の特徴

長野式治療法には、現代医学の病理を取り入れた多くの処置法というものが存在します。一部抜粋すると副腎処置・扁桃処置・自律神経処置・血糖調整処置・粘膜消炎処置・血圧調整処置・肝静脈うっ血処置・椎骨脳底動脈血流促進処置などがそれにあたり、ネーミング通りそのまま運用することも可能です。これらの処置法は創始者である長野潔氏が何十万にも及ぶ症例の中から、ある種の症状・所見に対し著しく効果を発揮したツボの組み合わせをひとつの処置法としたもので、上記のような現代医学の考え方を色濃く反映させたものから東洋医学独自の考え方に則ったものなど様々が存在し、それら膨大な数の処置法の中から、その時々の状況に適したいくつかを組み合わせる事であらゆる症状、疾患に対処します。現代の解剖・生理学に根拠を置き東洋医学独自の方法で体現するより実践的で現実的な鍼灸施術法と言えます。

長野式メソッドによる原因の特定は、免疫系・自律神経系・内分泌系・うっ血や虚血など血液循環系の問題・筋肉や靭帯の硬化や過度な弛緩・東洋医学独自の捉え方である気の消耗や滞りなどあらゆる角度から身体を診ることで治らない原因を徹底的に追究します。

東洋医学独自の徒手検査法

腹診【ふくしん】

お腹にはさまざまな反応が現れます。冷えている、緊張している、力がないなど。どのエリアにどういった反応が現れているかで五臓六腑の働き、バランスの乱れなどを知ることができ、どこをどのように治療すれば改善に向かうのかを判断します。

脉診【みゃくしん】

病気の進行度や性質、早期に改善できるものなのか、ある程度の治療期間を要するものなのかといったことを脉の状態から判断し治療プランを立てます。

火穴診【かけつしん】

肝・心・脾・肺・腎・心包・胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦という身体に流れる基本十二経路のどの流れに異常があるかを確認します。気の性質は陰と陽とに分けられ、この火穴診ではとくに陽経絡の変動を主に診ます。

 

鍼灸治療とは?

身体には何百ものツボが存在し、それぞれが特徴的な働きを持っています。その働きには免疫との関わりが深いツボ、自律神経やホルモン分泌との関わりが深いツボ、血液循環系との関わりが深いツボ、筋肉との関わりが深いツボなどさまざまあり、鍼灸はそれらの作用を組み合わせることで内のバランスを整え治癒へと導きます。

一般的に行われている痛みのある箇所やコリのある箇所に針をする局所的なやり方は東洋医学ではなく針を使ったマッサージといった分類になり当院の施術方法とは異なります。

ツボは本当に効くのか?

週刊誌の片隅などに「目に効くツボ」「肩こりに効くツボ」といった記事がイラストと共に掲載されているのをよく見かけます。東洋医学やツボに少しでも興味をお持ちの方なら実際に指で押すなどして試してみられたのではないでしょうか?その結果恐らくほとんどの方が「?」だったのではないかと思います。実は雑誌に掲載されているツボのほとんどは、そういった症状に比較的使われることが多いという程度のものであり、そのツボ単体だけでは効果を発揮できないことが殆んどなのです。目の症状ひとつ取りましても、病気やケガに由来するもの、使い過ぎによるもの、免疫低下に由来するもの、血液循環に由来するものなどさまざまで、症状は同じでもアプローチ方法はすべて異なります。原因をしっかりと特定しそれに合ったツボを選択することで初めて驚くような効果が発揮されるのです。

科学的根拠について

鍼灸がなぜ効くのか?といった研究や議論はこれまでに散々なされてきましたがはっきりとした科学的根拠は現在のところ未だ解明されておりません。そもそも科学的根拠とは何なのか?病院で処方される鎮痛薬や湿布薬、整形外科や接骨院で実施される電気治療やけん引には科学的根拠があるとされています。しかし科学的根拠があるとされているにも関わらず実際の効果はいかがなものでしょうか?私が以前病院に勤めていた際、何もしなくても治ってしまうレベルのもの以外でこれらの治療が功奏したケースを一度も見たことがありません。科学的根拠の有無と実際の治る治らないは一切関係が無いということなのです最も重要視されるべきところは科学的根拠の有無ではではなく効果の有無だと思います。鍼灸が誕生した約二千年前には現在のような検査機器や医療器具は当然ながらありません。その代わり古代の人々は、病気の際に現れる体表のわずかな反応や異変を徹底的に観察することで病気を知ろうとしました。そして気の遠くなるような歳月を掛けさまざまな診断法・治療法を築き上げ、東洋医学は独自の発展を遂げました。それらは陳腐な科学的根拠などではなく、二千年にもわたる膨大な臨床量の中から経験によって導き出されたものなのです。

患部に直接アプローチする施術との違い

お灸で肝機能の調整を行っております。

本来、東洋医学である鍼灸は免疫力を賦活させ治癒力がスムーズに働く健康な身体へと変えていくことで痛みや不調を改善に導くというのが本筋です。多くの鍼灸院または鍼灸接骨院などで行われているコリや痛みのある箇所に直接針を刺し痛みの緩和を図るというやり方は、鍼灸理論のほんの一部の作用を利用したものに過ぎず、これだけで改善できる症状などは非常にわずかであり、またそのアプローチも単に運動器の鎮痛のみを目的としたもので、東洋医学本来の特徴である体質改善や病気の予防になるといったものではないのです。この辺りの認識のズレが、「鍼灸は何に効くのかよくわからない」といった混乱を生み出しているのではないかと思われます。

患部から遠く離れたツボを使って痛みを改善させるというやり方は、鍼灸師でない一般の方からするとなかなか理解し難いものだと思います。ですがお話を聞いていただければ合理的な方法だと少しはご理解していただけるのではないかと思います。まず患部から遠く離れた所にツボを取るのは、そこに腰痛や膝痛のツボがあるわけではなく、痛みを発症させた原因に対してツボを取っているのです。

ひとつのパターンを例に挙げご説明いたします。

東洋医学には目を酷使すると「血」を消耗するといった独特な考え方があります。現代病とも言えるスマホやパソコンへの依存、これにより目が酷使され続けると酸素や栄養を運搬する「血」を消耗します。すると筋肉に充分な滋養を行き渡らす事が難しくなり、しだいに運動器に痛みやしびれなどの症状が現れるようになるというものです。こういったケースでのアプローチは、主に造血を促すツボや肝臓の働きを促すツボを使用します。肝臓には一時的に血を保存し必要に応じてその分を供給する働きがあり、肝臓の働きを促すことで痛みやしびれを改善させるといった方法になります。使用する主なツボは陰谷・曲泉・蟸溝・太敦・血海などで、当院での臨床では運動器だけでなく実際に肝機能の異常や目の疾患などにも効果を発揮しております。但しなぜそのツボが効くのかという事についての科学的根拠は現在のところ未だ解明されていませんが何千年もの鍼灸の歴史の中で経験的に選択されたツボということです。これはたくさんある中のひとつのパターンですが、内側の要因にアプローチする最も大きな利点は運動器の痛み以外の頭痛やめまい、冷えやほてりといったさまざまな不定愁訴も共に改善できるところにあります。腰の治療で通っていたら知らないうちに頻繁に起こっていた頭痛がなくなった。今年は花粉症で目がかゆくならなかったなど内側の弱点となっている体質が改善されることで多くのおまけがあるのです。

ではなぜ多くの鍼灸院がそういったやり方を取らないのかと言いますと、見立てと取穴(ツボを正確に取ること)が非常に難しく、習得するまでに最低ラインでも5年の歳月を要するからです。また多くのスタッフを雇う鍼灸接骨院などでは、このスタッフは上手いけどあのスタッフに当たると大ハズレといったことが起こらないよう基本全員が同等のスキルになるように指導されます。十年かけて習得できるかどうか分からない治療法は取り入れないのが普通なのです。

施術の流れ

ご予約

まずはお電話もしくはメールにてご予約いただきます。現在お困りの症状・ご希望の日時をお伝えいただきます。

問診およびカウンセリング

現在お困りの症状だけでなく、過去に患われた病気やけが・現在お飲みになられているお薬・食事・排便・睡眠・お仕事・嗜好といった日常生活の状況などについて問診票に詳しくご記入していただきます。

東洋医学徒手検査

東洋医学には独自に発展した脈診・腹診・背候診といったさまざまな徒手検査法があります。これらの検査によって病の勢いや性質、おおよその改善までの期間、どこをどのように施術すれば改善できるのかといったことが見えてきます。

施術

カウンセリング・問診・検査によって導き出した発症に至らせた本質的な要因に対して長野式メソッドに基づく全身的調整を行います。

最終調整

見落としがないか丁寧に確認し、少し調整を加えた方が治りが良いと判断した場合に行います。

お会計・次回ご予約

改善していくための最適な通院頻度や施術計画についてご説明致します。

 

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