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起立性調節障害

コースを利用された事例

起立性調節障害

京都市左京区 在住 菊地さん 11歳

お母様と

小学5年生の娘さん 病院で起立性適応技能障害と診断される。

【症状】

◦頭痛 

◦立ちくらみ 

◦気だるく何もやる気がない 

◦不明な身体中の痛み

◦理由のない不安感

 

施術の概要

針が恐いということでしたのでまずは施術に慣れていただく段階からのスタートとなりました。お身体を診るとやはり元々の虚弱が原因で免疫機能の低下や食物をエネルギーに変える力が弱っている状態にありました。その弱りの影響からか次は東洋医学独特の捉え方である肝虚(現代風にいうと肝機能の弱りといった感じでしょうか)という病態が見え、それらを元から順に補っていく施術となりました。約半年間で症状はすべて改善し今では元の元気な状態に戻られ学校のお友達とも楽しく過ごしておられるという事です。

根本原因にアプローチ

いつまで経っても治らないというのにはきちんとした理由が存在し根本的な原因を改善せず、やみくもに症状だけを抑え込もうとしても一時的な鎮痛あるいは更に症状を長引かせてしまうといった悪循環に陥ります。

長野式メソッドによる原因の特定は、免疫系・自律神経系・内分泌系・うっ血や虚血と言った血液循環系の問題・筋肉や靭帯の硬化や過度な弛緩・東洋医学独自の捉え方である気の消耗や停滞などあらゆる角度から治らない原因を徹底的に追究します。

小児に適した施術方法を選択

我々大人と発展途上にあるお子さまの身体は違います。大人と同じツボを選択すると少々効き目が強く現れ過ぎたり反対に思うような効果が得られないといったケースがあります。小児の施術には多少専門的な知識が必要で、お子さまのお身体の状況に合わせた施術をご提供致します。

対処療法ではない根治を目指す施術

本当の意味で身体を治すことが出来るのは自身が持つ自己治癒力のみです。免疫を賦活させる当院の施術は一時的に痛みや不調を抑えるのではなく、全身調整により自己治癒力がスムーズに働く身体へと変えていく事で症状が現れにくい体質へと導きます。

さらに東洋医学の特徴である予防医学の観点から今後起こるかもしれない病気やけがの予防的役割にもなるというものです。

いかがでしょうか。上記のように弱りを補っていくことが治癒への近道です。弱りを補うというニュアンスが漠然としていて分かりにくいかもしれませんが受けていただくとどういったものなのか何となくは理解していただけると思います。試してみたいけど怖いというのであれば、ソフトなお灸から始めることも可能です。お気軽にご相談ください。

起立性調節障害について

起立性調節障害

小学校高学年から中学生の女子に多く発症する低血圧を主体とした自律神経失調症とも言える疾患です。この病気は病気というよりもともとの虚弱が原因で二次性徴のスピードに精神と身体がついていけずバランスを失っている状態とも言えます。

主な症状

〇 低血圧から午前中は岩のように体が重だるくまったく起きられない。

〇 寝ている状態から起きようとすると眩暈(めまい)や立ちくらみを起こす。ひどい場合では失神を起こすケースもある。

〇 倦怠感(体がだるい)

〇 疲れやすい

〇 頻脈(脈が異常に速い)予兆なく急にドキドキする。

〇 頭痛 ズキズキあるいは締め付けられるような感じなど痛みの質や箇所が変わる。

〇 腹痛

〇 長時間立っていられない。

〇 とくに理由のない恐怖感や不安感に襲われる

〇 冷やせ、脂汗を頻繁にかく

どの症状が現れるかには個人差があります。その他の症状ではお風呂に浸かると呼吸がしにくい・眼が痛む・顔がピリピリとするといった多彩な症状が出現するケースもあります。

原因

数値や画像といった目で見てわかるもので病気かそうでないかを判断する現代の医学では、はっきりとした原因が定かではないというものでありますが、東洋医学独自の診断法でお身体を診ますと発症に至る本質的な原因は『虚弱』です。もともとの体質が虚弱であるか、お話を伺うと未熟児で生まれたというケースも少なくありません。その後の発育には個人差がありますので発症時の見た目だけではなかなか判別できないところです。

病院では放っておいても2~3年ほどで症状は落ち着き予後もわるくないといった説明を受けられると思います。その間は症状を薬で抑えて乗り切りましょう。というものですが、いくら予後はわるくないとは言いましても、学業の遅れは勿論のこと本来であれば充実し楽しいはずの学校生活にも支障を来たしてしまいます。また薬の副作用もないとは決して言えないでしょう。この病気は病気と言うよりもともとの虚弱が原因で第二次性徴のスピードに身体と精神がついていけずバランスを失っている状態です。本質的な弱りを補うことが早期の改善への近道です。

発症のプロセス

元々の虚弱体質

  • 低血圧の体質
  • 免疫系に弱さがある(アレルギーなど)
  • 胃腸が弱い

こうした体質的弱点があるとストレスに抵抗する力が弱い傾向にあります。

精神的ストレス

  • 学校や塾での人間関係
  • 習い事に追われている
  • 学業の遅れなどに対する焦り
  • 家庭内の問題
  • 親の干渉

5つ目の「親の干渉」は最も多い要因なのですが、親御さん自身はお気づきになられていないことがよくあります。

自律神経の乱れ

自律神経が乱れると内臓の働きが鈍くなる。血管が委縮し各所の血液循環が悪くなるといったことが起こります。

副腎機能の低下

長期に渡って強いストレスを受け続けると副腎の働きが低下します。副腎は心身が何らかのストレスを受けた際に副腎皮質ホルモン(別名ストレスホルモン)を分泌しストレスによって心身が傷付けられるのを防ぐ働きをします。副腎が衰えてしまうと心と体はさらにストレスに抗えない状態へと陥ります。

発症

もともと内臓の働きが弱い傾向があるところに上記の要因が重なり、臓器どうしのバランスが大きく崩れることで、さまざまな症状が現れるようになる。

鍼灸での改善をお勧めする理由

施術方針

当院では免疫系を強化することに主眼を置き、ストレスに強い身体へと変えていく事でさまざまな症状を治癒へと導きます。

副作用について

鍼灸は自律神経を介してホメオスタシスに働きかけ症状の改善を図るという治療法です。ホメオスタシスとは気温や湿度など外の環境が変化しても、血圧・体温・脈拍といった体内の環境を常に一定の状態に保たせようとする脳の働きによる自動調整機構のことです。

ホメオスタシスに働きかけることで、低すぎる血圧は上がり、高すぎる血圧は下がるといった具合に自身の力で自動的に調整を行うため副作用の心配がありません。一方の病院で処方される薬剤はホメオスタシスの働きを無視し無理やり症状だけを抑え込んでしまうため、その反動として副作用があるわけです。。病名や症状だけに振り回されるのではなく、まずは根本的な弱りを補い自律神経の安定を図っていくことが重要です。

改善までの道のり

改善までにかかる期間には個人差がありますのでお身体を診ていない段階ではっきりと断言できるものではありませんが、当院での平均は4ヶ月です。症状が落ち着くまでの約2ヶ月間は最低週一回の施術が必要になると思います施術開始から一か月過ぎたあたりから症状の軽減もしくは現れる症状の数が減ってくるのを実感されるケースが多く、そこからやや個人差があり施術回数に比例してどんどん改善して行かれるケースと全体的な雰囲気としては良くなっているが日によっては強い症状が現れるといったケースに分かれます。結果的には停滞しながらも改善に向かっていかれる訳ですが、施術期間中に一度改善を見せた症状が再び現れ嘆かれるといった事があります。身体にはバイオリズムというものがありますので状態が不安定な場合ではこういった事が起こりやすいと言えます。不安定な時期を過ぎると全体的に症状は消退していきますので、ひとつの症状が出たり消えたりで一喜一憂せず、焦らずじっくり治していくというスタンスが重要になります。

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