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頭痛

施術回数

最短1回・平均、週1回ペースで6回

一過性の頭痛であれば初回で改善することが多いです。慢性化した頭痛では様々な要因が複雑に絡み合っているケースが多く複数回の施術が必要になると思います。

頭痛について

頭痛は大きく分けるとふたつの種類に分類されます。ひとつはストレスや筋肉のコリなどの原因で起こる機能性頭痛、もうひとつは何らかの病気が原因で起こる症候性頭痛と呼ばれる頭痛で、その原因には脳梗塞・脳腫瘍・髄膜炎などがあります。

鍼灸で対応する頭痛は前者のストレスなどの原因で起こる機能性頭痛ですまずは、ご自身の症状がどういったタイプの頭痛であるか知ることが重要です。

 

症候性頭痛との鑑別ポイント
  • 今まで経験したことがない痛みが突然現れた。
  • 激しい痛みが50歳以上になって初めて現れた。
  • 頭痛以外にも、手足のしびれや脱力感・麻痺・ふらつき・吐き気・項部硬直・視力障害・会話や記憶障害などの症状も現れている。

上記の症状にいくつか該当する場合、脳梗塞やくも膜下出血などの可能性があります。まずは病院などの医療機関で精密検査を受けられることをお勧めします。

当院が対応する主な頭痛

片頭痛【へんずつう】

脳の血管が急激に拡張し周囲の神経を圧迫することで起こると考えられている頭痛で発症の多くが20代から40代の女性で中年以降に軽減するという特徴があります。遺伝性のものでは10代から発症するケースがあります。

主な症状

予兆なく現れることが多く、こめかみから目のあたりがズキンズキンと心臓の拍動に合わせるように痛むのが特徴。左右いずれか片側だけに症状が現れるのが一般的ですが、稀に両側に現れるケースもあります。

原因

主にストレスから解放された際に起こり易く、仕事のない週末などに発症するケースが多くあります。またその他の誘発因子では、寝不足・空腹・疲労・女性ホルモンの変動などがあります。

緊張型頭痛

最も多い頭痛で、全頭痛の5~7割を占めます。頭の周りを締め付けられるような痛みが出るのが特徴。

主な症状

頭全体や後頭部などが締め付けられるような痛みが現れる。一般的に痛みの程度はそれほど強くはなく、時々現れるケースや毎日のように現れるケースなど発症の頻度はさまざまです。

原因

精神的ストレスや長時間同じ姿勢を強いられるデスクワークや車の運転といったものが主な原因で、頚肩や頭部周囲の筋肉が緊張して起こる筋・筋膜性の痛みです。

群発頭痛【ぐんぱつずつう】

発症の多くが男性であり、頭痛全体から見ると割合は低い頭痛です。一定期間定期的に痛み発作が現れます。

主な症状

眼の奥をえぐられるような痛み、またはキリで刺されるような強烈な痛み発作が現れるのが特徴で、症状は決まった片側のみに現れ、稀にですが奥歯に痛みを伴うケースもあります。群発火山のように一定期間定期的に症状が現れることから群発頭痛と名づけられました。発作が現れる群発期と症状が一切現れない無症状の時期があり、数カ月から数年に一度の周期で群発期が訪れます。ほぼ毎日決まった時間帯に発作が現れるという特徴があり、一回の発作時間は15分〜3時間程続きます。その他の症状では、眼の充血・流涙・鼻づまり・鼻汁・眼瞼浮腫(まぶたが腫れる)・眼瞼下垂(まぶたが下がる)などを伴う場合があります。

原因

発症のメカニズムについて現在まだ明らかにされていない点が多い頭痛ですが、発症の誘発はアルコールで、群発期の飲酒でほぼ必発です。

西洋医学では、眼の奥に海綿静脈洞と呼ばれる管状の器官があり、何らかの原因によって海綿静脈洞が腫れてしまうことで、周囲の三叉神経が刺激され痛みが現れると考えられています。三叉神経は顔面部の感覚を主る神経で、眼の痛みは三叉神経第一枝(眼神経)、歯の痛みは三叉神経第三枝(下顎神経)、鼻づまりなどの症状は恐らく三叉神経第二枝(上顎神経)との関連が考えられます。ドイツの権威ある解剖学書「ラウベル・コプシュ」にも海綿静脈洞には各三叉神経の枝が一本ずつ分布するとの記載があることからもそのことが伺えます。

頭痛が起こるメカニズム

頭痛が現れるプロセス

  • 1
    心理的ストレスや間違った生活習慣

職場や学校または家庭内での精神的ストレス・暴飲暴食・長時間のスマホ使用・昼夜逆転の生活など

  • 2
    自律神経が乱れ副腎機能が衰える

心身が何らかのストレスを受けると腎臓のすぐ上にある副腎という場所から副腎皮質ホルモンが分泌されます。副腎皮質ホルモンはストレスから心と体を守る緩衝材的な役割をします。長期にわたり強いストレスにさらされ続けると副腎は疲弊し、やがてホルモンが分泌されなくなります。

  • 3
    筋肉に異常な緊張が起こる

副腎疲労から免疫系の異常が起こり全身各所に炎症が起きやすくなる。副腎が弱ると甘いものが無性に欲しくなり過食することで筋肉に炎症が起きやすくなる。さらに過度な緊張が起こるようになる。

首・肩・背中の筋肉がガチガチに緊張するのはこういった要因によるものが多い。

  • 4
    頭痛が起こる

 

 

その他の発症因子

低血圧

現代医学では脳出血やくも膜下出血などの発症リスクがあることから高血圧ばかりが取りざたされますが、低血圧によって頭痛・めまい・頑固な肩こりなどが引き起こされることはあまり説明されません。実際の臨床では頭痛を引き起こす根本原因としてメジャーなもののひとつです。

鼻づまり

鼻づまりによって額や鼻の奥に何とも言えない頭痛と似た違和感が現れることがあります。慢性化すると本格的な頭痛へと移行することがあります。

目の異常

目の使い過ぎによっても頭痛が引き起こされます。東洋医学には「目」を使い過ぎると「血」を消耗するといった独自の病理概念があり、このような病理現象も回り回って頭痛を引き起こす要因になります。

骨格の歪み

日常的な動作の癖によって骨格に歪みが生じると首や肩の筋肉に過度な緊張が起こり頭痛やめまいなどの症状が現れやすくなります。

砂糖や小麦の過剰摂取

冷えは頭痛を引き起こす体質的基盤になります。砂糖や小麦には身体を冷やしてしまう作用があり、もともと冷えを感じている方では、これらの過食により、冷え症状がさらに進んでしまうことで頭痛が現れやすい体質へと傾きます。

鍼灸をお勧めする理由

即効性に優れている

初回の施術から良い変化を感じらることが殆どです。施術終了直後はまだ何となく痛み違和感が残るものの翌日にはスッキリするといったケースが一般的です。但し頭痛が現れにくい体質へと変えていく為には一定期間の継続的な施術が必要になります。

根本原因にアプローチ

頭痛は心理的ストレスや間違った生活習慣の積み重ねによって自律神経が乱れ免疫機能が低下する事で起こりやすくなります。当院では免疫低下や血液循環系の問題といった頭痛を引き起こす内側の要因にアプローチすることで根本からの改善を目指します。

副作用の心配がない

鍼灸はホメオスタシスに働きかけ症状を改善へと導くものです。ホメオスタシスとは気温や湿度など外界の環境が変化しても、体温・血圧・脈拍といった内部の環境を常に一定の状態に保たせようとする脳が自律神経を介して行う自動調整機構のことを言います。日常的に強いストレスに曝され続けると、この働きに誤作動が生じるようになり身体は病気の体質へと傾きます。ホメオスタシスの働きを無視し症状だけを抑え込んでしまう西洋医学の薬剤ではその反動として副作用があるわけです。またそれらは鎮痛のみを目的とするものであり頭痛を起こしてしまう体質自体は放置されるのです。そうした体質を放置することは後にさまざまな疾病へと発展してしまうことに繋がるケースもあるのです。

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